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コンビニ大手のローソンは、介護の拠点併設型店舗の「ケアローソン」で、高齢者向けに新型コロナワクチンの接種予約に関する相談サービスを展開すると発表した。今月２７日から６月末まで愛知県名古屋市の「ローソン南区芝町店」で、６月１日から２９日まで神奈川県横須賀市の「ローソン横須賀鶴が丘店」でサポートを開始する。ローソンは今回スタートする２店舗を皮切りに、今後は全国の「ケアローソン」での実施を見込んでいる。
埼玉県のケアローソン内部
相談は、店舗内の専用窓口やサロンスペースで、介護事業者や自治体から派遣された職員が請け負う。職員は、スマートフォンやパソコンに不安がある人については、基本の操作方法をレクチャー。さらに、予約そのものの仕方や会場までのアクセスなど、幅広い疑問を解決に導く。
「ローソン南区芝町店」では、月曜日から金曜日に説明会を開催。１０時～、１２時～、１４時～のタイミングで、１日に計３回実施する。１回あたりの時間は３０分程度。参加には電話での予約が必要になる。相談予約の番号は、０５２‐７１８‐１９９７／０５２‐７１７‐３８９９（株式会社エル・シー・エス 福祉事業本部）。受付時間は平日の９時～１７時で、祝・日曜日は休みになる。
一方、「ローソン横須賀鶴が丘店」では、毎週火曜日の９時～１１時３０分まで、窓口で相談を受け付ける。こちらも相談は電話での予約制。番号は０４６‐８２６‐１６００。受付時間は平日の９時～１７時で、日曜日は休みだ。
ケアローソンは、通常のコンビニエンスストアの機能に加え、店内に介護相談窓口や、自治体や地域の情報などを提供するサロンスペースを併設した店舗だ。窓口には、ケアマネジャーなどの相談員が駐在。現在はコロナ禍のため開催が見送られているが、サロンスペースでは、ケアマネジャーをはじめとする相談員や専門家、自治体などと連携し、介護・運動・栄養の健康関連イベントを実施している。店舗は今年４月末時点で２３ヵ所となっている。
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