2022年6月15日 【文科省】学校施設のバリアフリー化加速取組事例集を作成

■ポイント□

〇地域防災拠点としての役割など「考え方」を紹介

〇整備目標設定など取り組むべき方策を記載

〇11自治体19施設の個別事例も

 

文部科学省は、学校施設のバリアフリー化の加速に向けた取組事例集を取りまとめた。同省では、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)の改正等を踏まえ、学校設置者による学校施設のバリアフリー化の取組を支援してきた。今回取りまとめた事例集は、既存施設を含めた学校施設のバリアフリー化が着実かつ迅速に推進されることを目的とするもの。

事例集は「学校のバリアフリー化の考え方」を紹介。既存施設も含め学校施設のバリアフリー化を一層推進していくための基本的な考え方、方策、計画・設計上の留意点を掲載している。

バリアフリー化推進の基本的な考え方としては、〇快適で豊かな空間として整備するとともに、地域防災拠点としての役割を果たすことが重要、〇障害の有無や性別、国籍の違いなどに関わらず、学びの環境整備を推進することが重要であることをあらためて明記。また、〇ユニバーサルデザインの考え方を念頭に、方策等を検討し、計画的にバリアフリー化を目指すことや、〇建物の内部だけでなく、屋外の経路等も含めてバリアフリー化を目指すことの重要性などをあらためて強調している。

その上で、バリアフリー化に向けて取り組むべき方策を記載している。①学校設置者がバリアフリー化の実態を踏まえた整備目標を設定、②学校設置者がバリアフリー化に関する整備計画の策定と計画的な整備―などをあげた。

さらに、バリアフリー化等に係る計画・設計を進める際の留意点として、計画・設計上の留意点について、トイレ、スロープ、エレベーターも含め、場面ごとに、イラストによる解説している。

また、各自治体が制定・策定している学校施設のバリアフリー化に係る条例・計画や、学校ごとの個別のバリアフリー整備を行っている計11自治体19施設の事例を紹介。例えは東京都町田第一中学校では、各階にある一般のトイレを広く作り、内部には車椅子でも利用できるトイレを整備している。児童生徒の状況に合わせ、スロープを勾配の小さいものに付け替えた滋賀県近江八幡市立八幡小学校の事例も紹介している。


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