2018年9月27日 自宅から通院希望の入院患者が3割 前回から5ポイント増加、厚労省調査

病院などに入院している患者のうち、30.2%は「自宅から病院や診療所に通院しながら、治療・療養したい」と考えていることがこのたび、厚生労働省の2017年受療行動調査で明らかになった。2014年の前回調査からは4.9ポイント増加している。

調査は今後の医療行政の基礎資料を得るため、3年ごとに実施。今回は昨年10月、全国の一般病院490施設を利用する患者、約18万7000人を対象に調査を行い、約14万6000人(入院患者約5万人、外来患者約9万5000人)から有効な回答を得た。

それによると、入院患者に今後の治療・療養方針を尋ねたところ、「完治するまでこの病院に入院していたい」が47.3%で最も多かったが、割合は前回調査から3.9ポイント減少していた。「自宅から病院や診療所に通院しながら、治療・療養したい」と考える人は、2005年の16.5%から、2008年の22.7%、2011年の23.0%、2014年の25.3%、今回の30.2%と一度も数値を落とすことなく上昇している。

実際に退院の許可が出た場合に、「自宅で療養できる」と答えたのは57.2%だった。逆に21.7%は「自宅療養はできない」と答えている。どうすれば可能になるかを複数回答で質問したところ、「入浴や食事などの介護が受けられるサービス」が 38.5%と最も高く、次いで、「家族の協力」が32.3%、「療養に必要な用具(車いす、ベッドなど)」が24.9%となった。

 

■ 外来は6割、入院は7割が病院に満足

さらに、病院の満足度を聞いてみたところ、「満足」と答えた外来患者は59.1%、入院患者は66.9%だった。一方、「不満」と答えた外来患者は4.3%、入院患者は4.9%にとどまった。項目別にみると、「満足」の割合が高かったのは、「医師による診療・治療内容(外来55.3%、入院70.1%)」、「医師との対話(外来57.0%、入院65.7%)」、「医師以外の病院スタッフの対応(外来58.8%、入院69.8%)」で、外来患者は5~6割程度、入院患者は約7割がこうした項目を選択している。逆に「不満」で割合が高かったのは、外来患者が「診察までの待ち時間」で26.3%、入院患者が「食事の内容」で15.9%だった。ただ、前回調査と比べた場合、全項目で「満足」の割合が上昇していた。

 


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