2019年11月20日 発酵食品を食べる女性は早産リスク減 味噌汁、ヨーグルト、納豆で 富山大

富山大学の研究グループはこのたび、妊娠前に発酵食品をよく食べていた女性は、妊娠34週までに産まれてしまう早期早産の発生が少なくなるという調査結果を発表した。研究成果は医学専門誌「Environmental Health and Preventive Medicine」に掲載された。

研究グループは環境省の調査の参加者から、早産の経験がある人や妊娠高血圧症候群や前置胎盤などの医療として人工的に早産となる可能性がある人を除いた7万7667人を対象に、妊娠前に味噌汁を食べる頻度を調べた。

味噌汁を「ほとんど食べない人」を1として早産のなりやすさを比較したところ、「週1~2日食べる人」は0.58倍、「週3~4日食べる人」は0.69倍、「週5日以上食べる人」は0.62倍だったことがわかった。さらにヨーグルトでは、「ほとんど食べない人」を1とすると、「週1~4回食べる人」は0.83倍、「週5回以上食べる人」は0.62倍であることが判明した。また、納豆では、「ほとんど食べない人」の1に対し、「週1~2回食べる人」が0.89倍、「週3回以上食べる人」が0.6倍となっている。

結果を踏まえ研究グループは、「妊娠前に味噌汁、ヨーグルト、納豆をとるように心がけている女性は早期早産のリスクが低い」と指摘。「とくに味噌汁は、週に1日以上のペースで食べる方でリスクが低くなる傾向がみられる」とした。ただし、みそ汁をたくさん食べるほど効果が上がるわけではないこと、妊娠後はたくさん食べても効果はなく、切迫早産の治療にはならないことなどを注意するよう呼びかけている。

「早産」は、妊娠37週未満の出産のこと。中でも34週未満の出産は、生まれる赤ちゃんに後遺症が残る可能性が高い「早期早産」と呼ばれる。主な原因の1つは最近の感染だ。赤ちゃんの卵膜や胎盤に感染の影響が多くみられ、細菌性腟炎の人はリスクが高いことがわかっている。糖尿病や免疫抑制の治療を受けている人も感染が起こりやすいためリスクが高い。


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