2018年11月6日 熱中症の搬送者、9.5万人で過去最多 死者は160人 総務省消防庁

総務省消防庁は10月25日、今年5月から9月にかけて熱中症で救急搬送された患者が9万5137人だったと公表した。昨年同時期からは4万2153人増え、過去最多を更新している。死者は2010年の171人に次ぐ、160人だった。

搬送者の内訳をみると、65歳以上の「高齢者」が4万5781人で最も多く、全体の48.1%とおよそ半数を占めた。18歳以上65歳未満の「成人」が3万5189人(37.0%)で次に多く、7歳以上18歳未満の「少年」が1万3192人(13.9%)、生後28日以上7歳未満の「乳幼児」が967人(1.0%)で続いている。

死亡を除く症状の重さを多い順にみると、外来で十分な「軽症」が6万2158人(65.3%)、次いで入院の必要な中等症が3万435人(32.0%)、長期の入院が必要な重症が2061人(2.2%)となっている。

そのほか、発生場所では「住居」が3万8366人(40.3%)で最多。それに道路の1万2774人(13.4%)、公衆(屋外)の1万2185人(12.8%)、道路工事現場や作業所などの仕事場の1万279人(10.8%)の順となる。人口10万人あたりの搬送者数の上位5県は、岡山県の119.49人、群馬県の108人、岐阜県の106.50人、奈良県の105.11人、三重県の104.96人だった。

 

■ 東・西日本で記録的な暑さ

気象庁によると今夏は、太平洋高気圧とチベット高気圧の張り出しがともに強く、晴れて気温が顕著に上昇する日が多かったため、東・西日本で夏の平均気温がかなり高かった。夏の平均気温は東日本で+1.7℃と 1946年の統計開始以降で最も高くなった。7月23日には、熊谷(埼玉県)で日中の最高気温が41.1℃と歴代で全国1位の高さを記録している。

 

■ 予防啓発へ専用シート張り出し

消防庁では例年、熱中症予防啓発のコンテンツとして、「予防啓発ポスター」「予防啓発ビデオ」「予防啓発イラスト」「予防広報メッセージ」「予防啓発取組事例集」を消防庁HP熱中症情報サイトで掲載している。それに加えて今年度は、熱中症予防強化月間中に熱中症の予防を呼びかける「予防啓発車両用シート」を作成。全国の消防本部に配布し、緊急自動車に貼って、広報活動を行った。

 

消防庁資料より引用


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