2021年1月20日 文科省デジタル化推進プラン 競争力の源泉となる新たな成長基盤構築へ

文部科学省は昨年末にデジタル化推進本部を開催し、同省におけるデジタル化推進プランをとりまとめた。デジタルトランスフォーメーション(DX)人材の育成・確保に向けて、ソフト・ハードの両面から、真の「デジタル強国」に向けた文部科学行政の推進に取り組む方針を打ち出している。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、テレワークやオンライン会議といったデジタルツールの活用が急速に浸透。フィジカルからサイバー空間への移行が劇的に進展し、生活様式を変えるほどの大きなパラダイムシフトが発生した。

こうした中、教育、科学技術、文化芸術、スポーツの各分野において、高まる新たなニーズや期待に随時機動的に応えつつ、ポスト・コロナ期のニューノーマルに的確に対応していくために必要なDXに係る取組を早急かつ一体的に推進していく必要がある。文科省では、ソフト・ハードの両面から同省の強みを最大限に活かし、各分野におけるデジタル化に向けた取組を相乗的に加速させるとともに中長期的視野から競争力の源泉と新たな成長基盤の構築を推進する。

文科省デジタル化推進本部は、「政府一体でデジタル化を強力に推進する」との総理指示や、新型コロナウイルス対策によって明らかになった文科行政における課題を踏まえ、デジタル化を迅速かつ強力に推進するため昨年9月に設置した。

デジタル化推進プランによると、「教育におけるデジタル化の推進」では、GIGAスクール構想による一人一台端末の活用をはじめとした学校教育の充実、デジタル技術を活用した高等教育の高度化・成果の普及、国立大学法人等におけるハイブリッド教育研究環境の整備、大学入学者選抜におけるデジタル活用、生涯学習・社会教育におけるデジタル化の推進、教育データの利活用推進などに取り組む。

また、「デジタル社会の早期実現に向けた研究開発」では、データ駆動型研究開発の推進、リモート化・スマート化の推進とデータの標準化や、スパコン「富岳」やSINETの活用の基盤の整備・強化、防災シミュレーション、気候変動予測等の高精度化などを推進する。さらに、将来のデジタル社会に向けた基幹技術の研究開発、研究環境のデジタル化推進を図る。

「〝新たな日常〟における文化芸術・スポーツ・行政DX」では、無理なく文化芸術活動の継続・発展・継承が可能となる環境の整備に取り組む。デジタル技術を通じたスポーツの新たな展開を図る。文科省行政情報システムについて、中央省庁初の全クラウド化を実施する。

こうした取組みを通じて、学校におけるICT活用を推進し、小中高において学習の基盤となる情報活用能力を育成する。また、デジタル時代の「読み・書き・そろばん」である「数理・データサイエンス・AI」の基礎などの必要な力を全ての国民が育み、あらゆる分野で人材が活躍する環境を構築。Society5.0時代を先導するデータ駆動型研究や研究現場のDXを主導できるデジタルネイティブな人材の育成・確保を図る。さらに、文科省におけるDX関係職員の養成、確保などにも取り組む。


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