2019年2月1日 学校における働き方改革 中教審答申受け文科省が推進本部を設置

中央教育審議会において、「新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について」の答申を受けて、文部科学省は、学校における働き方改革を推進し、実効性を高めるため、文部科学大臣を本部長とする「学校における働き方改革推進本部」を設置。2022~3年度までを目途として、勤務時間管理の徹底、労働安全衛生管理の徹底、意識改革、業務の役割分担・適正化、組織運営体制、勤務時間制度など教師を取り巻く環境整備に取り組むことを明らかにした。

柴山文科大臣は、中教審答申を踏まえ、『家庭・地域の宝である子供たちの健やかな成長に向けて』~学校における働き方改革の実現~と題する大臣メッセージを発出するとともに、「学校の働き方改革はここからがスタート。学校や教育委員会に〝お任せ〟では働き方改革は進まない。教師が教師でなければできないことに全力投球していただく。そのため、文科省がしっかりと役割を果たし、地域や保護者をはじめとする社会全体に対し、何が教師本来の役割であるのかというメッセージをしっかりと発信していく必要がある」と強調。

文科省が学校と社会の連携の起点・つなぎ役としての役割をしっかりと前面に立って果たしていく必要があるとの考えを表明している。

さらに、来年度政府予算案を足がかりに、教職員定数の改善などの一層の条件整備を図るとともに、教育課程や教員免許などの教育制度も必要に応じて、大胆に緩和などの見直しを進めるとの決意を示している。

 

『家庭・地域の宝である子供たちの健やかな成長に向けて』 ~学校における働き方改革の実現~

《文部科学大臣メッセージ》

1月25日、中央教育審議会から、学校における働き方改革の推進に係る提言をいただきました。これを受けて、文部科学省は学校が引き続き、質の高い教育を提供し続けられるよう取組を加速化してまいります。

 今、学校現場では、教師の長時間勤務の深刻な実態があり、働き方改革は待ったなしの状況です。〝子供たちのため〟を合言葉に、これまで志ある教師たちがその使命感から、様々な社会の要請に応えてきましたが、過労死に至ってしまうような痛ましい事態もあり、ここで教師の働き方を変えなければなりません。働き方改革はこれからも、志高く能力のある方々が教師の道を選び、我が国の学校がさらに充実・発展するためにも不可欠となっています。

 これはSociety5.0といった変化の激しい時代を生きる子どもたちに〝たくましく生きる力〟を育むためにも重要です。教師は本分である学習指導をはじめとする教育活動にこれまで以上に力を注ぐ必要があります。

 こうした中で、朝早くからの登校指導や夜間・休日の見回り、勝つことだけを重視し長時間の練習を行う部活動、運動会等の過剰な準備など、必要な授業の準備時間が削られてまで教師が行うことでしょうか。〝子供たちにとって真に必要なものは何か〟、優先順位をつけて大胆に業務を減らし、家庭や地域の御協力を得ながら、社会全体で子供たちを育む体制が不可欠です。

 皆さんの住む地域の学校で、教師たちが毎日子供たちの前でいきいきと教壇に立てるよう、力を合わせていきましょう。そして、これからも優秀な若者が教師になりたいと思えるよう、教師の仕事をより魅力的なものにしていきましょう。文部科学省としても、積極的な情報発信や関係者への働きかけ、教育制度の在り方の大胆な見直しや条件整備をしっかり行うなど、全力を尽くして取り組んでまいりますので、是非、学校における働き方改革に御理解・御協力をお願いします。


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