2018年6月19日 大学生の就職内定率、5月で42% 前年比7.6ポイントアップ リクルートみらい研が調査

来春卒業予定の大学生の就職内定率は、今年5月1日時点で42.7%となり、35.1%であった前年同月と比べて7.6ポイント高かったことが、(株)リクルートコスモスの研究機関・就職みらい研究所のモニター調査で明らかとなった。

調査によると、5月1日時点での就職志望者のうち、大学生の就職活動実施率は87.5%。4月1日時点の94.7%と比べて、7.2%低かった。また、90.0%だった前年同月と比べて2.5ポイントダウンした。

また、就職志望者のうち、大学生の就職内定率は42.5%となったが、4月1日時点の20.5%と比べて22.2ポイントのアップ。また、前年同月の35.1%と比較すると、7.6ポイント上回った。

 

見込み就職内定者は66%

また、5月1日時点での就職志望者のうち、内定未取得者に対して今後の内々定・内定取得の見通しを聞いたところ、26.2%が「まだ見通しは立っていない」と回答。「内々定・内定をある程度取得できる見通し」は19.7%、「内々定・内定を確実に取得できる見通し」は3.7%であった。

内々定・内定を確実に取得できる見通しの者を内定取得者に加えて〝みなし就職内定者〟とし、みなし就職内定率を算出したところ、46.4%の試算が示された。また、さらに、内々定・内定をある程度取得できる見通しを加えて、「見込み就職内定者」として見込み就職内定率を算出したところ、66.1%となった。

5月1日時点での内定(内々定)取得者のうち、4月に内定や内々定を取得した割合は69.7%。4月に大学生内定を獲得した企業の業種は「情報・サービス業」が52.9%で最も多く、次いで「製造業」で26.5%。また、従業員規模は「300人~399人」が36.9%で最多で、次いで「1000人~4999人」が28.8%となった。

 

3割の内定取得者が「保留=辞退」

また、内定取得者に対して内定を取得した企業に対する実際の対応と本心を聞いたところ、実際の対応は「承諾」が21.2%、「保留」が61.6%。17.7%が「辞退」した。実際の対応で「保留」を選んだ学生をみると、「実際の対応は「保留」だが、本心では「承諾」」が9.6%、「実際の対応は「保留」だが、本心は「辞退」」が33.9%だった。

5月1日時点の内定先企業への入社意向は「入社したい/入社したい企業がある」が45.6%で、「どちらかというと入社したい/どちらかというと入社したい企業がある」が31.7%であった。「入社したい/入社したい企業がある」は、前年同月よりも5.8ポイント高かった。

 

就職活動に対する気持ち、最多は「8」

さらに、5月1日時点での就職志望者に対して、4月中の就職活動に対する気持ちの高まり度を聞いた。0~10の11段階で調査したところ、「8」が最も多く、次いで「7」が15.6%。また、「6」以上を選んだ学生に就職活動に対する考えを聞いたところ「自分の将来を考えるとわくわくする」「自分自身のことを見つめ直したり、5年後、10年後の自分をリアルに考えることができる、いいきっかけだと思う」という声が寄せられた。一方、「3」以下の学生からは「売り手市場と言われているが、とても大変」「周りがどんどん内定をもらっていて焦っている」と、ややネガティブな考えを示された。


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