2018年2月27日 半数以上が「就業体験先企業・業種に入社」 民間企業が調査 学生の参加割合は過去最高に

今春卒業する大学生でインターンシップに参加した者のうち、半数以上が就業体験を行った企業や業種に入社することとなったことが、民間企業の調査で明らかとなった。インターンシップへの企業・学生ともに関心の高まりは依然続いており、就業体験に参加した学生の割合は、過去最高の55.2%にのぼった。

この調査は、よりよい就職・採用のあり方を追究するための研究機関である(株)リクルートキャリア「就職みらい研究所」が行ったもの。企業と学生のインターンシップの実施や参加の状況を明らかにするため、全国の新卒採用を実施している企業と、就職活動を行った2018年卒予定の大学4年生・大学院2年生を対象に実施した。

 

実施企業、8.7ポイント増の68%に

調査によると、新卒採用を実施している企業のうち、今年度にインターンシップを行った企業は68.1%と、前年度の59.4%より8.7ポイント増加した。また、来年度には73.7%の企業で就業体験を行う予定で、今年度比5.6ポイント増加する見通し。一方、今春卒業学生のうち、インターンシップ参加者は55.2%となり、昨春卒業学生よりも11.5ポイント増えた。

インターンシップ実施企業の2018年卒内定者のなかに、自社のインターンシップ参加者が存在しているか聞いたところ、2017年卒よりも1.1ポイント多い73.6%が「参加者がいた」と回答した。また、そもそも採用目的としてインターンシップを実施しているのは25.6%で、2017年卒よりも2.4ポイント増えた。

また、インターンシップ参加学生のうち、22.3%が就業体験参加企業に入社する予定。参加企業ではないが、同業種の企業に入社する予定である学生は29.1%で、合わせて51.4%の学生がインターンシップに参加した業種へ入社することとなった。

インターンシップを行った企業に実施目的を尋ねたところ、「仕事を通じて学生に自社を含め、業界・仕事の理解を促進させる」が89.0%で最も高く、「学生に就業体験の機会を提供することで、社会貢献する」(49.5%)などが続く。一方、企業側に苦労や懸念点を聞くと、「プログラムの企画・設計」「社内協力者の巻き込み」「参加者の募集・選考」の順となった。

インターンシップの受け入れ部門は、人事部門が最も多く、営業・販売部門、技術・設計部門と続く。プログラム内容は「通常業務でなく別の課題やプロジェクト」「職場や工場の建学」「社員に同席あるいは同行」が上位を占め、指導担当者は「一般社員クラス」「係長・主任・リーダークラス」が多かった。

 

平均参加企業数は3.30社

また、学生の状況をみると、2018年卒学生のうち、インターンシップに参加したのは55.2%、前年卒よりも11.5ポイントアップした。大学院の参加率は68.7%で、大学生は53.5%。いずれも同様の調査を開始した2012年卒以降過去最高となった。

一人あたりのインターンシップ平均参加社数は3.30社。年々増加しており、2社以上参加した学生は前年卒の62.4%より4.1ポイント増加し、66.5%となっている。

参加期間は「1日」が最も多く65.5%。次いで「3日以上1週間未満」「2日」「1週間以上2週間未満」の順となった。

インターシップに参加してよかったと思う点は「業種について具体的に知ることができた」が最も高く、「仕事内容を具体的に知ることができた」「企業・職場の雰囲気を知ることができた」の順で続く。一方、参加しなかった学生の理由としては「インターンシップの内容に魅力を感じなかった」「採用選考上有利になると思わなかった」「実施時期や時間が、自分の予定と合わなかった」などとなった。


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