2022年6月14日 休日の夜更かし朝寝坊は危険! 平日の時間帯との差は2時間越えで睡眠の質低下に

休日に夜更かし・朝寝坊をして、眠る時間帯が平日と2時間を超えてずれた場合、睡眠の質が低下したり、日中強い眠気に襲われたりする傾向にあることが、京都府立医科大学研究チームの調査で明らかになった。1時間~2時間のずれでは、こうした影響との関連は確認されなかった。研究成果は日本時間の8日の午前11時に、国際学術雑誌に掲載された。

研究の概要(京都府立医大のリリースより引用)

現在、日本国内だけでなく世界的にも、若年者の睡眠不足や睡眠の質低下・日中の強い眠気など睡眠に関する問題が増加している。だが、睡眠習慣の具体的な目安となるようなデータは少なく、有効な対策が打てなかった。

そこで研究チームは、京都府内にある13の高校に通う学生3552人を対象に調査を行い、このうち有効な回答を得られた756人のデータを解析した。調査では睡眠の質を測定するものと日中の眠気を測定する2つの質問票に加え、1週間の就寝・起床時間や食事のタイミングなどを記入する独自の〝睡眠日誌〟を用いている。

休日と平日の睡眠時間のずれは「ソーシャル・ジェットラグ(社会的時差ぼけ)」と呼ばれる。研究チームは調査票に記された就寝・起床時間から、このずれと「クロノタイプ(一般に朝型、夜型と呼ばれる睡眠覚醒パターンの時間的傾向)を求めた。さらに、平日と休日の最初、及び最後の食事時刻の差を算出した。

■研究成果によって具体的な基準を示すことが可能に

こうした結果を受けて、研究チームの八木田和弘氏は、「体内時計と生活リズムの不適合による睡眠をはじめとする健康問題はますます増え続け、社会問題となっている」と指摘。だが、これまで言われ続けてきた「規則正しい生活を使用」「不規則な生活は体に悪い」といったメッセージには効果がなかったとした。その理由については、「『では、どうすれば良いのか?』という問いに答える研究がほとんどなかったからだ」と持論を展開。そのうえで研究結果から「『平日の睡眠不足に注意しつつ、平日と休日の時差が2時間を超えない生活をしましょう』という、具体的な基準を示すことができた」という成果が得られたと語った。

 


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