2019年10月17日 『科学道100冊』を発表 科学の魅力を伝える良書ラインナップ

日本で唯一の自然科学の総合研究所である国立研究開発法人理化学研究所と本の可能性を追求する編集工学研究所は、書籍を通じて、科学者の生き方や考え方、科学のおもしろさや素晴らしさを届ける選書事業「科学道100冊」を実施しているが、今年度の「科学道100冊2019」をこのほど発表した。

数学や女性科学者などのテーマ本や時代を超えて読みつぎたい本、合わせて100冊を紹介しているもの。理研は「科学道100冊2019」を通じて、未知に挑戦しながら未来を切り拓いていく科学者の姿勢や見方、生き方、考え方に着目する契機を読者に与え、前に進みたいすべての人が生きるヒントを得ることを期待している。

理研では、先達がどのように科学に向き合ってきたかをなぞりながら、理研を一言で言い表すには、どのような言葉がふさわしいかについて議論を重ねてきた。その結果、これまで多くの科学者たちが科学の力を信じ、社会への貢献を胸に、科学の道を歩んできたことから「科学道」という言葉をつくった。

「科学道100冊」を初めて発表したのは、2017年2月。理研と編集工学研究所が科学道というコンセプトを社会と共有することを目的としたもので、科学者の思考プロセスを6つのステージで取り出し、それぞれのステージに沿った書籍を選び、100冊としてまとめた。また同年9月には、子ども向けの「科学道100冊ジュニア」を発表。科学道100冊、科学道100冊ジュニアは全国の書店や図書館、教育機関で展開され好評を得ている。

理研では、中学生・高校生を中心とした幅広い層に科学の魅力をより多面的かつ継続的に伝えるべく、今年度から科学道100冊を毎年の恒例事業として企画し、第一弾となる科学道100冊2019を発表したもの。

選書は理研の全職員を対象に、研究部門や事務部門を問わずにアンケートで「大人になる前に出会ってほしい科学道の本」を募り、科学の教育・啓蒙の観点から必読書といえる良書を挙げたうえで、理研と編集工学研究所で構成する選書委員会で決定した。

科学道100冊2019は、「テーマ本」「科学道クラシックス」で各50冊、計100冊で構成されている。テーマ本は今が旬な科学トピックなどを軸に選出した。今年のテーマは、〝元素ハンター〟〝美しき数学〟〝科学する女性〟。

元素ハンターは17冊で、元素周期表のすごさ、それぞれの元素の個性、元素と人間の歴史を伝え、元素ひいては化学のおもしろさに注目してもらうことを目的としている。

美しき数学は15冊。数学に苦手意識を持つ人にも、その美しさや深さに触れてもらうことを目的としている。

科学する女性は18冊で構成。女性科学者だけでなく、科学を愛する女性の見方・生き方・考え方を通じて、勇気や生きるヒントをつかんでもらうことを目的としている。

また、科学道クラシックスは時代をこえて読みつぎたい本として選んだ、いわばオールタイム・ベスト50。

科学道100冊2019は、要望のある全国の公共図書館、学校を中心に、一部の大型書店でも展開予定。


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